medel store

2024/01/29 14:48

独特の世界観と美しいメロディライン、そして繊細で心に響く歌詞で知られている音楽家・コトリンゴさん。ピアノを用いた楽曲を中心に、その優しい歌声と独自の音楽スタイルで多くのファンを魅了しています。


このたび、コトリンゴさんの愛猫 “ゆき”ちゃんと”まちこ”ちゃんに “medel〈メデル〉を体験してもらいました。“medel〈メデル〉” が届いたときの反応やメデルがあってよかった点など、たっぷりとお話をお聞きいたしました。




小さな足音、大きな喜び。
“ゆき”と“まちこ”との出会いが紡ぐ、しあわせな時間。


――:真っ白なゆきちゃんと黒トラ柄のまちこちゃん、コトリンゴさんとの出会いのエピソードを教えていただけますか?


コトリンゴ:「友人の南波志帆ちゃんがご家族と一緒にボランティアで動物の保護活動をしていて、2020年にゆきとの縁を繋いでくれました。私はわりと家にいることが多いのですが、出かける時など家を留守にするときに独りぼっちにならないように、志帆ちゃんに相談し、その翌年にまちこを譲り受けました。」


ーー それぞれどのような性格をされていますか?


コトリンゴ:「ゆきは、甘えん坊で慎重派なタイプです。まちこは、たぶん人間でいう末っ子気質な感じで、好奇心旺盛なタイプですね。


ゆきは初めて家に来たとき、最初カーテンの向こう側に隠れちゃって。そこでずっと寂しそうな声で鳴いていて、なかなか出て来てくれず、とても切ない感じでした。大丈夫かな...と心配していたら、夜にはもう一緒に首の上で寝てくれましたね。まちこは、わりと初めからやんちゃでした。ちっちゃくて身軽だったので、普通に座ってると背中からよじ登って頭の上に乗ってきたりしてました。」


ーー ゆきちゃんとまちこちゃん、すぐ仲良しに?


コトリンゴ:「じつは、まちこを家に迎え入れるとき、ゆきが怪我をしていました。なので、一階と二階でそれぞれ過ごしてもらっていて、二匹の引き合わせがなかなかできなかったんです。でもある日、まちこがリビングに出てきてしまい、わーっと走り回る姿をゆきがリビングのドアのガラス越しに見ていて。何かがいることに気づいたゆきは、興味津々でその様子をうかがっていましたね。


それから、ゆきが元気になってからは、二匹は徐々に距離を縮め、出会うたびに取っ組み合うようになりました。初めは少し心配もしましたが、徐々に距離が近くなって、今ではとても微笑ましくて、嬉しい瞬間が増えています。」




高みを愛する猫たち。

異なる性格が輝く、ゆきとまちこのメデル体験。


―― ゆきちゃんとまちこちゃんは、“medel〈メデル〉” をお気に召していますか?


コトリンゴ:「とても気に入っているみたいです。どちらも「常に高いところにいたい」という欲があるようで、気がついたらずっと“medel〈メデル〉”にいることが多いですね。


ーー メデルを初めてお部屋に置いたときの、ゆきちゃんとまちこちゃんの反応はどうでしょうか?


コトリンゴ:「まちこは好奇心が旺盛なので、家のなかに変化が起きたら必ずチェックするという性格なんですね。でも、最初にすぐ近づいたのはなぜかゆきでした。


ゆきのほうが先にメデルの匂いを嗅ぎ始めたんです。慎重派だからなのかな?「これはなんだ、これはなんだ」という感じで”くんくん”やっていたら、まちこが横からやって来て、すぐにピョンと登ったという感じですね。」


ーー 今は二匹とも使ってくださっているようですが、おっとりなゆきちゃん、活発なまちこちゃん、性格によってメデルの使い方も違ってきそうですね?


コトリンゴ:「ゆきは高い場所のほうにのぼって、ゆっくりと景色を眺めるのが好きなようですね。とくに一番上の場所からの眺めは、とても心地良いみたいです。一方、まちこは、ゆきとくっつきたいという想いが強いので、そこへいきなり飛び乗ったりするんです。ゆきがびっくりしてるところに、ぎゅっと無理やり乗ってしまうんですよ(笑)」


ーー なんて可愛いエピソード...!ゆきちゃんの落ち着いた様子と、わんぱくなまちこちゃんの動きが、家の中に楽しい雰囲気をもたらしているんですね。


コトリンゴ:「ゆきは、時々一人で静かに過ごしたいときもあるみたいで、その時はまちこに「行って、行って」という感じで、少し距離を置こうとします。まちこのほうは元気いっぱいで、勢いよく飛び回っていたりしますね。彼女は、とてもアクティブな感じでメデルを楽しんでますね。」


ーー ゆきちゃんとまちこちゃんは性格が異なりますが、メデルではその違いが二匹の魅力をより引き立てているようです。


猫たちの新しいお気に入り。

安心と美しさを兼ね備え、美術品のような猫家具の魅力。


ーー コトリンゴさんのお宅では、どのような場所にメデルを置かれていますか?


コトリンゴ:「届いて最初はリビングに置いていたのですが、いちど寝室にも移動してみました。」


ーー 色々と配置を試してくださったんですね!


コトリンゴ:「こちらの写真は寝室に置いたときのものです。寝室では、ベッドと窓の間にメデルを置いて、ベッドから窓までメデルを使って移動できるようにしてみたんです。そうしたらメデルの高さが本当にちょうど良くて、猫たちも「新しい場所に移動できる!」みたいな感じで、楽しそうにベッドからぴょんと一番上に乗るのが好きそうでした。」


ーー まちこちゃんとのツーショット写真、とても素敵です。


コトリンゴ:椅子を横に置いて一緒に写真を撮ろうとして頑張りました。あまりこういう写真を撮ったことがないのでとてもいいなと感じました。猫との目線の高さがちょうど良くて。目線を揃えてお菓子をあげたりしやすかったので、そういう部分もすごく素敵ですよね。


それと、メデルは猫たちが使っている時も心配のないしっかりした重さで、安心できるのもよかったです。」




ーー 安心感を感じていただけたのは、大切なパートナーである猫ちゃんに使ってもらう猫家具なので、伝統のある「飛騨産業」さんが妥協のないものづくりで製作されている由縁かなと思います。


「それに、自分でも移動させることができる重さという点も良いですよね。最近また、メデルをリビングに移動させました。というのも、玄関からリビングに置かれているメデルがパッと目に入るんです。インテリアの一部分となって存在感のあるメデルは、まるで美術品のような魅力を感じますね。


メデルを見るたびに、そのデザインの美しさや造形がすごく好きで、かっこいいなと思い、やはりリビングに置くことにしました。」




猫たちがもたらす心地よい日常のリズム

“私にとって大切な癒しの源”


ーー 音楽制作において、ゆきちゃんやまちこちゃんがインスピレーションを与えることがありますか?


「そうですね、特別に猫の曲ができたということはまだない気がします。でも、猫を飼い始めたのはゆきが初めてだったのですが、そこから始まったゆきとまちこと過ごす時間は本当に印象深いです。


猫との生活は、なんというか、彼女たちが私を多くの面で助けてくれるんです。あっという間になくてはならない存在になりました。気持ち的にも大きな支えになっています。」


ーー コトリンゴさんにとって、ゆきちゃんやまちこちゃんたちは本来の自分の時間に戻してくれる役割を持っているんですね。


「ええ、そうですね。例えば、制作が忙しくなると夜遅くまで作業することがあります。そういうときはまるで「まだ寝ないのか〜?」「早く寝ようよ〜」と言わんばかりに、ゆきもまちこも恨めしそうにじっと見つめてきます。それが自然なかたちで私に生活リズムを整えるよう促してくれているんですよね。」


ーー ゆきちゃんとまちこちゃんがコトリンゴさんに良い影響を与えていることが伝わってきます。


「私がパソコンで作曲しているときも、ちょっと機材が温かくなってくるせいか猫たちが近くで暖を取ったり、集中してピアノを弾いていると「もうそろそろ私のこと見て!」と注意を引くようにしてみたりとかしてしてくるんです。


私の前にいてくれるゆきとまちこは本当に癒しの源です。音楽制作の場所にはまだメデルを置いたことがないので、今後試してみたいですね。」


ーー コトリンゴさんと愛猫たちの深い絆が感じられます。ゆきちゃんとまちこちゃん、そしてコトリンゴさんが生活するなかで、メデルがある場所が穏やかで安らぎをもたらしているかが伝わってきました。



(プロフィール)

コトリンゴ(音楽家)

ボストン・ バークリー音楽大学に留学し、学位を取得後、ニューヨークに居を移し、音楽制作を開始。日本のラジオ番組に送ったデモテープをきっかけに、坂本龍一氏に見いだされ、2006年日本デビュー。現在までに10枚のソロアルバムと、9枚のサウンド・トラックアルバムを発表。卓越したピアノ演奏と柔らかな歌声で浮遊感に満ちたポップ・ワールドを描くアーティストとして活躍中。ニューアルバム「小鳥百景Kotringo Works」を2023年11月にリリース。


コトリンゴ オフィシャルページ
Instagram @kotringo717